初心者必見！雨の日ゴルフのメリットと楽しみ方

ゴルフ好きの皆さん、雨の日はついラウンドをキャンセルしがちではありませんか？

もちろん土砂降りや台風の日は無理せず中止が賢明ですが、実は雨の日ゴルフにはたくさんのメリットがあるんです。

せっかくのゴルフの機会を「雨だから…」と減らしてしまうのはもったいないですよね。
初心者ゴルファーさんも雨の日ならではの楽しみ方を知れば、きっと雨天ラウンドが待ち遠しくなるはずです。

雨の日ゴルフのメリット

雨の日にプレーすることには、初心者にとっても嬉しい利点が色々あります。
ここでは代表的なメリットを具体的に紹介します。

コースが空いていて快適にラウンドできる

雨の日はキャンセルするゴルファーが一定数いるため、ゴルフ場が比較的空いていることが多く、ゆったりプレーできます。

週末の晴天時には前後の組に気を遣ったりプレー待ちでイライラすることもありますが、雨の日ならそんなストレスから解放されるでしょう。

ハーフ（9ホール）で通常2時間半以上かかるコースでも、雨の日なら思いのほかスイスイ回れて早く終われた…なんてこともあります。

特に夏場は雨のおかげで気温が下がり、体への負担が軽く感じられるのも利点です。

集中力が高まり意外とスコアも安定

雨が降ると視界が狭まり周囲の雑音も減るため、自分のプレーに集中しやすくなると言われています。

雨の日はネガティブになり「早く終わらせたい」と思いがちですが、逆に自分だけの世界に入りリラックスできると意外に楽しめます。

さらに、少しの雨ならボールが曲がりにくくなりショットが安定するケースもあります。
そしてグリーンが柔らかくボールが止まりやすいため、アプローチやパットでも攻めやすくなります。

悪条件を克服してスキルアップにつながる

雨天のコースは晴れの日と違う難しさがあります。
ランが出にくい、ラフが重いといった具合に、ミスできない状況が増えるため頭を使うようになります。

しかし、だからこそコースマネジメントの力が鍛えられ、難しいコンディションを経験することで腕前アップにつながるんです。

最初は苦労しますが、慣れてくればどんな天候でも動じないメンタルの強さも身につきます。
雨の日にプレーした後で晴天ラウンドに出ると、「晴れている日のゴルフってなんて簡単なんだ！」と感じるほど余裕が出るものです。

雨を乗り越えた経験は必ずあなたの自信につながります。

雨の日ならではの特別な楽しさ

「雨のゴルフなんて最悪…」と思うかもしれませんが、終わってみれば雨の日のラウンドは良い思い出になるという人も多いです。

仲間と「あのときは大変だったね！」と後日笑い合えるのも雨ゴルフの醍醐味でしょう。

プレー中に雨が止んで急に陽が差してくる瞬間に出会えれば、なんとも言えない爽快感があります。

雨の日ゴルフを快適にする準備とおすすめグッズ

雨天ラウンドを楽しむには事前の準備が肝心です。ここでは雨の日にあると便利な持ち物や装備を紹介します。万全の対策で臨めば、雨でも思い切りプレーできますよ！

• レインウェア：突然の強い雨でも濡れずに済むよう、ゴルフ用の動きやすいレインスーツを用意しましょう。
  体が濡れないものであれば何でもOKですが、動きやすさを考えるとゴルフメーカー製のしっかりしたレインウェアがおすすめです。
  夏場はムレやすいので、裏地メッシュ付きなど通気性の良いものだと快適です。
• 大きめの傘 or レインハット：雨の日のラウンドでは傘は必需品です。
  直径の大きなゴルフ専用傘なら、体だけでなくクラブやグリーン上のボールも雨から守れます。
  レインハット（つば広の防水帽子）もあると、スイング中に顔に雨が当たらず視界が保てて集中力アップに効果的です。
• 雨用グローブ＆予備グローブ：雨天時はクラブが滑りやすくなるため、全天候型の雨用グローブを使うのがおすすめです。
  雨専用グローブは濡れてもグリップ力が落ちにくく安心です。
  また普通のグローブでも複数枚の替えを用意しましょう。
  同じグローブを使い続けて濡れたままだと滑りやすくなるため、ホール間でこまめに交換すると良いですよ。
• タオルを多めに持参：タオルは何枚あっても困りません。
  ボールやクラブを拭く用、体や荷物を拭く用など用途別に普段より1〜2枚余分に持って行くと安心です。
  濡れたタオルと乾いたタオルを分けて管理し、常にグリップや手を拭けるようにしておきましょう。
• 防水仕様のバッグ＆着替え：バッグ自体が防水でないと、中の貴重品や着替えまで濡れてしまいます。
  防水バッグやレインカバーを使って荷物をしっかり守りましょう。
  プレー後に着る乾いた着替え（シャツや下着、靴下）も忘れずに。
  濡れた衣類を入れるビニール袋も数枚あると後片付けに便利です。

雨天ラウンドで気をつけたいポイント

雨の日ならではのプレー上の注意点やコツも押さえておきましょう。コンディションの違いを理解すれば、スコアの大崩れを防ぐことができます。

1. 飛距離が落ちるのでクラブは大きめを選ぶ: 雨により空気が重く球がキャリーしにくくなります。
   またレインウェアでスイングが窮屈になる影響もあり、全体的に飛距離が出にくいです。
   普段よりも1〜2番手上のクラブを選ぶくらいがちょうど良いでしょう。
2. グリーンが遅いので強めのパットを: 雨で芝が水分を含むとボールの転がりが鈍くなります。
   いつも届く距離のパットがショートしやすいので、カップまでしっかり届く強めのタッチを心がけましょう。
3. 地面が柔らかいのでダフリに注意: フェアウェイやラフが濡れて柔らかくなると、クラブヘッドが深く刺さりやすくなります。
   いつも以上にダウンブローに打ち込みすぎないようにし、ターフを取りすぎないスイングを意識してください。
4. レインウェア着用時こそゆったりスイング: レインスーツを着ると体が回しづらくなり、無意識にスイングリズムが速まりがちです。
   焦って力んでもミスが増えるだけなので、いつも以上にゆっくり落ち着いたテンポで振ることを心がけます。

まとめ

雨の日のゴルフは敬遠されがちですが、コースが空いて快適、集中力が増してスコアも安定するなど初心者にも嬉しいメリットがたくさんあります。

難しいコンディションに挑むことでスキルもメンタルも鍛えられます。
雨天ラウンドを楽しむには万全の準備と前向きな発想が大切です。

レインウェアや傘、タオルなどをしっかり用意し、本記事のポイントを押さえれば、雨の日でもきっとゴルフを満喫できるでしょう。
ぜひ雨の日ゴルフの魅力を知って、積極的に雨のコースにも挑戦してみてください。