
120切りたいなら「ボールを打つ感覚」を捨てる練習が大切!ミスを減らす練習法

「ゴルフで120切りたいのに、なかなかスコアが縮まらない」
そんな初心者ゴルファーに一度試してほしいのが、ボールを打つ感覚を捨てる練習です。
ゴルフを始めたばかりの頃は、
「ボールにクラブを当てたい」
「ちゃんと前に飛ばしたい」
「空振りしたくない」
という気持ちが強くなりがちです。
しかし、「ボールを打とう」と意識しすぎることが、スイングを崩す原因になる場合があります。
120切りを目指す段階では、きれいな球を毎回打つ必要はありません。
大切なのは、大きなミスを減らして、安定して前へ進めることです。
今回は、120切りたいゴルファーにおすすめしたい「ボールを打つ感覚を捨てる練習」について紹介します。
なぜ「ボールを打とう」とするとミスが増えるのか
目の前にゴルフボールがあると、どうしても意識がボールに集中します。
すると、
- クラブをボールに合わせにいく
- 手だけでクラブを動かす
- インパクト直前で体の動きが止まる
- ボールをすくい上げようとする
- 当てることを優先してスイングが小さくなる
といった動きが出やすくなります。
特に初心者の場合、「ボールに当てなければ」という意識から、ダウンスイングで急に手を使ってしまうことがあります。
その結果、
ダフリ、トップ、チョロ、スライスなどにつながってしまいます。
120切りたいのであれば、まずはボールにクラブを合わせにいく動きから卒業することが重要です。
ゴルフは「ボールを打つ」のではなく「スイングした結果、ボールに当たる」
少し極端に聞こえるかもしれませんが、ゴルフでは、
ボールを打とうとするのではなく、正しい位置をクラブが通った結果としてボールに当たる
という感覚を身につけることが大切です。
例えば素振りをするとき、ボールがありません。
それでも、
「ここにボールがあるから当てなければ」
とは考えず、自然にクラブを振れる人が多いでしょう。
ところが実際にボールを置いた瞬間、急にスイングが変わります。
素振りではスムーズだったのに、ボールを置くと力が入り、クラブをボールへぶつけるような動きになってしまいます。
この違いを小さくしていくことが、ショットを安定させる第一歩です。
120切りたい人におすすめ「ボールを打つ感覚を捨てる練習」
ここからは、練習場でも簡単にできる方法を紹介します。
① まずボールなしで連続素振りをする
最初からボールを打たず、クラブを持って連続で素振りをします。
ポイントは、一回一回止まらないことです。
右、左、右、左と振り子のようにクラブを動かしてみましょう。
この練習では、
「ボールを打つ」
という目的がありません。
そのため、クラブの重さや体の回転を感じやすくなります。
10回程度連続で振ったら、その感覚を覚えておきます。
② ボールの少し先まで振り抜く
次にボールを置きます。
ただし、ボールそのものを狙いません。
意識するのは、ボールの少し先までクラブを振り抜くことです。
アイアンの場合、
「ボールに当てる」
ではなく、
「ボールの先までクラブを通す」
と考えてみてください。
ボールは、その途中に置いてあるだけです。
ボールをすくい上げようとする動きも抑えやすくなります。
③ 小さな振り幅から始める
いきなりフルスイングをする必要はありません。
時計の針でいう、
9時から3時程度
の小さなスイングから始めましょう。
小さな振り幅で、
「クラブを振ったら勝手にボールに当たった」
という経験を増やしていきます。
最初は飛距離を気にしなくて大丈夫です。
50ヤードしか飛ばなくても、毎回同じように当たるのであれば十分に良い練習です。
ボールの飛んだ方向ばかり見ない
練習場では、ついついボールの行方が気になります。
「右に飛んだ」
「思ったより飛ばなかった」
「球が低かった」
など、一球ごとに結果を気にしてしまいます。
しかし、120切りを目指している段階では、飛距離以上に同じ動きを繰り返せているかが大切です。
例えば7番アイアンで、
150ヤード、100ヤード、30ヤード、空振り
とバラバラになるよりも、
毎回100~120ヤード程度を安定して打てる方が、コースでは圧倒的にスコアを作りやすくなります。
ナイスショットの最大飛距離ではなく、
ミスしたときにどれくらい前へ進めるか
を考えてみましょう。
「強く打つ」必要もありません
120切りたい人ほど、飛距離を求めすぎないことも重要です。
特にドライバーでは、
「できるだけ遠くまで飛ばしたい」
と思って力いっぱい振ってしまいます。
しかし、力が入るほどクラブの軌道が安定しにくくなります。
まずは7~8割程度の力で振ってみましょう。
例えばドライバーで200ヤード飛ばせる人でも、
力いっぱい振った220ヤードのショットがOBになるより、
180~190ヤードでもフェアウェイ付近に残った方がスコアは良くなります。
120切りに必要なのは、飛距離競争ではありません。
次の一打が打てる場所へボールを運び続けることです。
120切りでは「ナイスショット」より「大ミスを減らす」
120というスコアを考えてみましょう。
18ホールで120なら、1ホール平均は約6.7打です。
つまり、
パー4を全部4打で上がる必要はありません。
毎ホール、
- ティーショットをOBにしない
- セカンドで大ダフリしない
- グリーン周りで往復しない
- 3パット、4パットを減らす
といったことを積み重ねていくだけでもスコアは変わってきます。
そのため、「最高の一球」を打つ練習より、
70点くらいのショットを繰り返す練習
の方が120切りには役立ちます。
練習場では「素振り→1球」をセットにする
120切りたい人におすすめなのが、
素振りをしてから1球打つ
という練習方法です。
例えば、
素振り2回
↓
ボールを1球打つ
↓
素振り2回
↓
ボールを1球打つ
という流れです。
素振りではボールがないため、自然なスイングをしやすくなります。
その直後に、同じ感覚のままボールを打ちます。
「素振りと本番のスイングを近づける」
ことが目的です。
100球を何となく連続して打つよりも、50球でも一球ずつ丁寧に練習した方が効果的な場合があります。
練習するときにチェックしたい3つのポイント
ボールを打つ感覚を捨てる練習をするときは、次の3つを意識してみてください。
① フィニッシュまで振れているか
ボールに当てることだけを考えると、インパクトで動きが終わりがちです。
ボールを打った後までクラブを振り抜きましょう。
② ボールを上げようとしていないか
アイアンにはロフトがあります。
自分でボールを持ち上げなくても、クラブがボールを上げてくれます。
「上げる」のではなく、「振り抜く」と考えてみてください。
③ ボールに合わせにいっていないか
インパクト直前で手を調整しようとすると、毎回スイングが変わります。
ボールがなくても同じ場所をクラブが通るようなスイングを目指しましょう。
まとめ|120切りたいなら「当てる練習」から「振る練習」へ
120切りたいと思って練習場へ行くと、どうしても「もっと良い球を打たなければ」と考えてしまいます。
しかし、スコアを安定させるために必要なのは、毎回ナイスショットを打つことではありません。
まずは、
ボールを打つ感覚を捨てる練習
を取り入れてみましょう。
ボールなしの素振りをする。
小さなスイングから始める。
ボールではなく、その先までクラブを振る。
飛距離よりも同じスイングを繰り返す。
こうした練習を続けることで、「ボールに当てなければ」という力みが少しずつ減っていきます。
ゴルフでは、ボールを一生懸命打ちにいくよりも、いつものスイングをしたところにボールがあるという感覚が理想です。
120切りを目指すなら、ナイスショットを増やすことだけではなく、チョロや大ダフリ、OBといった大きなミスを減らしていきましょう。
「当てる」から「振る」へ。
この感覚の変化が、120切りへの大きな一歩になります。
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