
(当たり前だけど)中古クラブはロフト角もライ角もあってない?買ったら「調整が必要」な理由とチェックポイント

中古クラブはコスパが良く、憧れのモデルも手に入りやすい反面、「中古クラブはロフト角もライ角もあってない」状態で手元に来ることが少なくありません。見た目は同じでも、前オーナーの打ち方・保管状況・過去の調整歴によって数値がズレているケースがあるからです。結論から言うと、中古で買ったクラブほど“調整が必要”になりやすい。ここを押さえるだけで、ミスの原因が一気に減ります。
中古クラブでロフト角・ライ角がズレるのは普通に起こる
新品でも個体差があると言われる世界ですが、中古はさらに条件が増えます。
- 前オーナーがライ角調整していた(気付かず購入)
- 長年の使用で当たり負け・微妙な変形が出る
- ヘッドを外して再装着した(接着ズレ・フェース向きの変化)
- モデル違い・番手ずれの混在(セット買いでよくある)
特にアイアンは、ライ角のズレが“方向性”に直結しやすく、ウェッジはロフト角のズレが“距離感”を狂わせやすい。だからこそ「中古クラブはロフト角もライ角もあってない」と感じる人が出てきます。
ロフト角が合ってないと起きる症状
ロフト角は“飛距離の階段”を作る大事な数値です。ズレると番手間の距離が揃いません。
- 7番と8番の距離がほぼ同じ
- ウェッジだけ飛びすぎる/飛ばなさすぎる
- 弾道が想定より高すぎる・低すぎる
- グリーンで止まり方がバラバラ
中古で「この番手だけ変だな…」が出るなら、ロフト角チェックの価値は高いです。
ライ角が合ってないと起きる症状
ライ角は“左右のズレ”に影響します。スイングを変えていないのに、なぜか右・左に出続けるときは疑ってOK。
- ずっと右に出る/左に出る(同じミスが続く)
- 当たりが薄い・トゥ側ヒットが増える
- 球がつかまらない、または急につかまりすぎる
- いい当たりでもラインだけ合わない
つまり、ライ角が合ってないクラブは「狙った方向に打つ難易度」を勝手に上げてしまいます。中古だとここがハマりどころ。
「調整が必要」な中古クラブの見分け方
購入前・購入後に、次のどれかが当てはまったら要注意です。
- セットものなのに番手ごとの打感・高さが不自然に違う
- 以前の所有者が「工房に出してた」と言っている
- シャフトやグリップが交換されている(調整歴がある可能性)
- ウェッジの表示ロフト(例:52°)の距離感が明らかにおかしい
- アイアンのミスが「左右どちらか一辺倒」になりがち
ここまで来たら、感覚で悩むより測定が早いです。
中古クラブを買ったら最初にやるべき3ステップ
中古クラブはロフト角もライ角もあってないことがある。だからこそ、買った直後がベストタイミング。
1)測定:ロフト角・ライ角を数値で確認
まず“現状を知る”。これがないと、調整も練習も迷子になります。
2)調整:あなたの球筋と目的に合わせて整える
飛距離の階段(ロフト)と方向性(ライ)を、狙い通りに。
3)確認:試打して弾道と距離感を最終チェック
数値が合っても、打ってみて違和感ゼロが正解です。
まとめ:中古は得、でも「調整が必要」で本当の得になる
中古クラブは賢い選択。ただし「中古クラブはロフト角もライ角もあってない」可能性を知らないまま使うと、クラブのズレをスイングで帳尻合わせすることになりがちです。
買ったらまず測定して、必要なら調整。これだけで“まっすぐ飛ぶ確率”と“距離感の揃い方”が変わります。
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